過去記事「イーグル金貨の売上高が16年ぶりの記録更新！金貨への需要が急増！」にて、イーグル金貨の売上が過去最高に近いということを報告しましたが、実は、イーグル銀貨もすごいことになっていました。
負債が増えて紙幣をベースにした資本主義体制に危機が生じると、金は紙幣の代替となり、金価格が大きく上昇します。
一方、銀価格は、当初それほど上昇しませんが、金価格の上昇に弾みがつくと、つられて金価格以上に大きな上昇をみせます。また、金価格が下落し始めると、金価格の下げるペースを追い抜いて、大きく下落してしまいます。
銀は、紙幣を補完するというよりも、金を補完するものですから、金価格の動向に応じて、投機的な値動きになります。
過去記事「コンドラチェフサイクルの冬の時代に金価格は上がる！」において、コンドラチェフの夏と冬に金価格は上昇すると説明しましたが、銀価格はより投機的に激しく暴騰します。
下記の推移図では、前回のコンドラチェフの夏と冬、今回のコンドラチェフの冬における金価格と銀価格の推移を掲載しています。銀価格は、金価格より凶暴な値動きをすることがお分かりいただけます。
下記のグラフは、金銀比価と銀価格の推移です。金価格の下落トレンド時においては、銀価格は金価格よりも激しく下落するため、金銀比価は上昇します。一方、金価格の上昇トレンド時においては、銀価格は金価格よりも激しく上昇するため、金銀比価は下落します。
現在の状況ですが、金銀比価は、2000年前後、2008年前後に続き、３度目のピークを迎えようとしているところです。今後金価格が上昇していけば、銀価格はより激しく上昇し、金価格の上昇の勢いを一気に超えてしまうでしょう。
イーグル銀貨の売上推移
下記のグラフは、2015年１月から８月までの各月における銀価格およびイーグル銀貨の売上の推移です。６月以降、過去最高を記録しています。
金価格と銀価格の関係について
負債が増えて紙幣をベースにした資本主義体制に危機が生じると、金は紙幣の代替となり、金価格が大きく上昇します。一方、銀価格は、当初それほど上昇しませんが、金価格の上昇に弾みがつくと、つられて金価格以上に大きな上昇をみせます。また、金価格が下落し始めると、金価格の下げるペースを追い抜いて、大きく下落してしまいます。
銀は、紙幣を補完するというよりも、金を補完するものですから、金価格の動向に応じて、投機的な値動きになります。
過去記事「コンドラチェフサイクルの冬の時代に金価格は上がる！」において、コンドラチェフの夏と冬に金価格は上昇すると説明しましたが、銀価格はより投機的に激しく暴騰します。
下記の推移図では、前回のコンドラチェフの夏と冬、今回のコンドラチェフの冬における金価格と銀価格の推移を掲載しています。銀価格は、金価格より凶暴な値動きをすることがお分かりいただけます。
金銀比価について
上記の推移図をみるとわかるとおり、金価格の上昇トレンドの中盤以降に、銀価格は金価格を追い抜きます。まさに、この追い抜く瞬間が、金銀比価が低下していく瞬間でもあります。下記のグラフは、金銀比価と銀価格の推移です。金価格の下落トレンド時においては、銀価格は金価格よりも激しく下落するため、金銀比価は上昇します。一方、金価格の上昇トレンド時においては、銀価格は金価格よりも激しく上昇するため、金銀比価は下落します。
現在の状況ですが、金銀比価は、2000年前後、2008年前後に続き、３度目のピークを迎えようとしているところです。今後金価格が上昇していけば、銀価格はより激しく上昇し、金価格の上昇の勢いを一気に超えてしまうでしょう。
最後に
本稿では、次のことを確認しました。- 銀貨の売上枚数が2015年６月から３カ月連続で過去最高を更新している。
- 金銀比価がピークアウトし、銀価格が激しく上昇する可能性がある。
銀価格は激しく下落しましたが、これから再び金価格の上昇ペースを上回り、激しく上昇します。現在は、銀を購入する絶好のチャンスでもあるのです。
カナダ造幣局
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コメント
コメント一覧
こんにちわ。いつも拝見させて頂いております。
これは、タイムリーなネタを掲載して頂き有難うございました。
以前、どなたかの問い合わせに、ゴールド金男様は、SILVERに関しては、余り興味が無い様子でしたので、SILVERネタの記事は無いのだろうと思っておりました。
つい先日、妙な胸騒ぎに掻き立てられ、手持ちのGOLDをSILVERに交換した所でした。
まったくの衝動的な思い付き、あくまでも私の直感以外の何物でもなかったのですが、SILVERに交換してからは、これで良かったのか？と何度も自分に問いかける日々でした。
とりあえず、今までの保有ＳＩＬＶＥＲと合わせて５年はホールドする予定ですので、その時に結論が出るでしょう。
貴金属屋さんからは、「○○様は、思い切った事が出来る方ですね。」と言われてしまいました。
私の直感が間違っておれば。素直に諦めるしかありません。
それでは、今後とも宜しくお願い申します。
コメントありがとうございます。シルバーは、ゴールドよりも投機的な動きとなります。
値動きが激しくゴールドよりも上がるのは確実です。
投資は全くの素人で、証券マンさんに頼っていたらどんどん含み損が増え…悔しくて勉強を始めたところです。
色々知れば知るほど無知だった自分に反省！
金男様の概ねの流れの分析通りに動いているように思います。
これこらもよろしくお願い致します。
コメントありがとうございます。
証券会社は手数料と新規公開で稼いでいます。常に客に取引させないと彼らは死んでしまいます。
これから、非常に厳しい局面に入りますので、弱小証券会社の中には廃業するところもあるのではないでしょうか
東日本大震災のときは、先物取引で巨額の未回収金を出したひまわり証券が事業を廃止しました
こちらこそよろしくお願いいたします
先週は一本調子にアメリカも日本も上げ続けたのが予想外でした。日本のリバウンドのレベルも異常です。郵政上場で買い支えたんですかね？
これでは金男さんの予言も外れ、アメリカの指標が悪くてもfedやpptがいる限りは暴落はないと大衆は安心しきっているようにも感じます。ビルグロスもこんなマーケットはバカバカしいカジノだと言ってます。
しかし原油も米シェール採算レベルまでリバウンド上げ、一つの上値の限界、ダウは月足で今月デッドクロス、日足で見ても17000超えは中期下降トレンドラインにぶつかるポイントです。私の予想では今日か明日が転換点となり下がり出すと思いますが、過去にダウ月足でデッドクロスした後を見るとリーマンショックはデッドクロスから半年後に起きました。
とにかく今のマーケットは異常そのものです。
コメントありがとうございます。
8月の急落でかなり値幅をとったため、短期的な巻き戻しに入っていますが、
上下動をしながら、下に落ちていくと考えています。
この反騰局面では、しっかり金銀に買いが入っています。
の供給はタイトなようですね。もうそろそろ？？？
コメントありがとうございます。すでに底打ちしたと考えています
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