さて、とうとう2023年になってしまいました。このキーボードを打つと文鳥が嫉妬から妨害してきます。文鳥を指に乗せながらキーボードを打つのも大変です。

では、2023年の相場予測ですが、まず、決め打ちは大損のもとです。すでに2022年で大きな損害を被っている投資家も多い中、ここからはかなり保守的な見立てで攻める必要があります。

おおきくいって2023は3通りの道筋をたどると考えています。

  • 底打ちしないパターン
  • 秋底パターン
  • 彼岸底パターン

次のグラフは、ナスダック総合指数の1950年代、1970年代、2000年代の推移を、2020年代の推移に重ね合わせたものです。インフレが長期化して1970年代のようになれば、底打ちは、2024年9月までずれ込むという最も恐ろしいパターンが想定できます。また、年内に底打ちするにしても秋口に底打ちする展開も考えられます。このように楽観的にならずに、2月からどんどん底打ちして上がっていくということはないと考えて、年内はポジションを持たないというのも十分に賢い選択肢です。

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ピークを100とした場合の過去の相場の値動きとの比較でみると、2月下旬、10月下旬に上に抜ける動きがあるかどうかが、今年底入れできるかどうかの資金石となりそうです。

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楽観的なパターンの場合

ただ、ここでは、私の経験上、彼岸底になる可能性が高いのも事実なのでその根拠をお伝えします。

金融占星術

金融占星術から見ると、拡大の星である木星が。2022年12月21日にその効果を発揮できない損傷の魚座から抜け出し、牡羊座に移行します。そして、3月8日には、景気を崩壊させるとされる土星が、その効果を発揮する本宅の魚座から脱します。この日は満月でもあります。3月18日から彼岸が始まり、3月24日まで継続します。3月24日には、不景気の冥王星が、その効果を発揮できない水瓶座で減退します。更に、7月23日には転換点の兆しとされる金星逆行となります。

つまり、3月21日から始まる今年2回目のFOMCでの政策転換を織り込み、彼岸から上昇に転じる可能性があります。

テクニカル

下記は、ビットコインの直近52週シャープレシオです。既に2022年12月に大底を打っています。4年サイクルからみると既に底打ちしています。

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また、ドルインデックス、ドル円が天井を打ってから、ビットコインは上昇する傾向にあります。下記は、ビットコインの逆スケールと、ドルインデックス・ドル円の推移です。

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どのコインを買うべきか

過去の値動きを見てもわかるのは、傷の浅いコインが次の上昇局面で大きく伸びることです。ビットコインやイーサリアムは既に最高値から75%下落していますが。より傷の浅いコインは、バイナンスコインとマティックだけです。その他、OKBやLEOなどもありますが、いずれもそもそも日本人の取引が禁止になる可能性や、中央集権的取引所のリスクを考えると現実的ではありません。

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騙されないために

最後に、騙されないためには、どうすべきか考える必要があります。なぜ、人々は、2022年に韓国人のドゥクォンやサムバンクマンフリードに騙されて大金を失ってしまったのかということです。私は、やはり、様々な点からマネージャーには注意すべきと考えます。特に次のようなことに気付いたら、それは騙されるリスクが高いです。

  • 大学のサークルのノリで若者だけで集まってやっている。(コインチェックもFTXもまったく同根)
  • 韓流スターを気取ったり、甘いマスクで、見た目を取り繕っている。(バイナンスの趙氏は角刈り眼鏡ですが、騙す意図などない誠意が伝わってきます。)
  • やたらと高い利率を騙っている。
  • 初歩的かつ稚拙さがいたるところで目立つ。

これ以上は、さすがに騙される案件はないと願いたいところですが、くれぐれも危ない案件には近寄らず、確実に人口に膾炙するプロジェクトに乗りたいところです。