今年の反省
今年も再起を期した一年でしたが、9月にテスラ株で大損したあとに流れが変わり、歩に戻ってしまいました。
流れはこうです。
1月から9月頃
ラッキンコーヒー株をロスカットしてAMD株でコロナショックを乗り切ったあと、アメリカのハイテク新興企業を2週間程度の短期スイングで売買して、流れに乗る。
9月頃から
このころから全体市況の回復の流れが弱まる。テスラ株をピークで掴んで3割下落したところで決済。そこから、ベアETFを数回掴むもすべてロスカット。その後、バイデン関連のサンランやジンコ―ソーラーを掴むもいずれもロスカット。
9月以降は鬼門だった
今年の敗因は、株式変動の動きに惑わされて、ロスカットルールを守ろうとするあまり、最期は損切り貧乏になってしまったことでした。
・ロスカット1割基準の連続ヒット
・エントリー時期を避けなかった。
この2点だったと思います。9月、10月には悪魔が潜むのに、自己の欲望を抑えられず、ポジションを持ち続けようとしたところが、最大の敗因です。そのため、短期的に上昇した銘柄を掴んでは、急落したところで決済するという流れが連続してしまい、退場となりました。
このような事態を今後に生かすにはどうすればよいか考えてみます。
今後の対策
・長期で保有する。
短期的な下落で3割程度失ってたとしても、長期で回復が見込めるのであれば、放置して、長期的な上昇を狙っていきます。
・ロスカット基準に該当しても売らざるをえないような銘柄を避ける。
そのためには、ロスカット基準に該当しても、売らざるを得ないような銘柄は避けなければなりません。確実に勝てる銘柄だけを狙っていきます。
・9月から11月下旬までの間はロングを避ける。
悪魔のいる季節に、欲望に負けて、入り続けるとすべて失います。この時期にロングで短期回転させると被害が大きくなります。確実な銘柄が、大きく損を出しても、死んだふりをして乗り切るしかありません。
電気自動車という有望な業界
そこでこのような反省点を生かして、今後、どのように確実な銘柄を長期保有していけばいいのでしょうか。私はずばり、バイデン関連の本命は電気自動車だと思います。
既に失われた太陽光発電の輝き
バイデンの政策というと、太陽光発電がまっさきに来ますが、太陽光発電パネル自体は、製造がコモディティ化した結果、アメリカでのバブルは2007年頃とだいぶ日が経っています。今は、中国の業者が世界を席巻しており、既存の業界は供給過多で今後、更に企業の倒産が増える中、いくら政策的に後押ししても、アメリカ企業の株価を押し上げるのはかになりきついと考えています。
一度、バブルが起きると、その後も立て続けにバブルが起こるということはなかなかありません。太陽光は既にバブルが来てしまいましたから、また、次のバブルを期待するのはかなり難しいということになります。
例えば仮想通貨でも、ビットコインだけは上がっていますが、ライトコインなどは、低迷したままです。一度作ったバブルをツイ軒するのは至難の業なのです。
これから市場が作られる電気自動車
一方、燃料電池はプラグパワーなど商用化に成功したアメリカ企業もいますが、まだ、拡大フェイズに入るには早いような気がします。プラグパワーの相手は、大企業の倉庫ですから、我々、一般消費者のマスに届くのは当分先です。
電気自動車は、マス層に向けてテスラが量産を初めているほか、中国企業やアメリカ企業の上場が相次いでいます。
電気自動車の上場企業一覧
・ 2010年 TSLA 562B
・ 2015 GB 0.3
・ 2017 FUV 0.48B
・ 2017 SOLO 0.54B
・ 2018 NIU 2B
・ 2018 NIO 61B
・ 2019 WKHS 2.73B
・ 2020 NKLA 7.29B
・ 2020 FSR 4.8B
・ 2020 LI 27B
・ 2020 XPEV 38B
・ 2020 CIIC 0.7B
以上、2017年頃から上場が相次いでいます。テスラは老舗というわけです。
2018年に上場したCATLの株価も5倍です。
ということで、まだ本格的な普及前ですが、市場は織り込んできているということです。
これからは、各社の生産計画を調べていこうと思います。
記事が長くなってしまったので、今回の分析はこれで終わりとします。