なぜ現物投資から勝てないのでしょうか。その理由を考えてみました。

ロスカットについて

よく相場で最も大切なのは、5パーセントから10パーセントの間でのロスカット率を徹底的に守るということです。しかしながら、これには盲点があります。

例えば、大きなトレンドがすでに下落トレンドになっているにもかかわらず、上昇トレンドであると信じている場合に問題が発生します。

ロスカットをしても、また同じ方向にポジションを取ってしまいます。そうすると、またロスカットする羽目になり、結局ロスカットが連続することにより、資産は 7割ぐらい失われることもあり得るでしょう。

結局、ロスカットだけでは十分ではないのです。相場に対して、一方向のこだわりを持たないことが大事です。また、とにかく一番に大局観を修正できる必要があります。

大局観について

立花証券の創業者である石井久という方がおります。彼の記憶を見ますと、1961年に株式市場がピークを打った時、その3カ月前から彼はピークを予測していました。

ピークがくる前にその変化を察知することこそが最も大事なのです。

その結果、不況に入ってから2年後まで立花証券は過去最高益を更新できました。世の中が不況のピークになっても、黒字になったのでした。

石井先生は、相場の予測に非常にたけている方で、スターリン暴落も的中させたのでした。

彼のような大局観を身につけられるように、世の中の観察を常に怠らないことです。

相場についてよく知ること

そして、何よりも大事なのは、上がったものはいつか下がるという相場の原理をよく知っておくことです。我々の世の中で永遠につづくことはありません。

人々が有頂天になっている時が、相場のピークなのです。人と違うことをするのはつらいですが、世の中が景気のいい時にすでにリストラを始めなければいけないのです。

個人投資家は勝てるようになれるか

個人投資家は大多数が負けていなくなっていきます。相場など初めから何もやらない方がいい人の方がはるかに多いです。それでも、相場で何とか成功したいのであれば、この断崖絶壁を登っていくしかありません。

最近、ラジオで聞いた西山先生の気になる言葉があります。この暴落で大きく資産をやられた人は、倍で返そうとして、大きなレバレッジを張って、あっちむいてほいの相場で更に資産を削り、退場します。

いったん大きく相場がやられた時は、しばらく相場から離れましょう。レバレッジは少なくしましょう。またいつか、大きなバブルはきます。

頑張らなくていい時に頑張るから大損するのです。この判断こそが、生き残るための一番難しい判断なのです。