さて、米国株がようやく暴落しました。もともと、中間選挙の季節性では、中間選挙後の上昇を織り込み始める11月まで株価は下落する傾向にありました。

本日、米国株につられて、日経平均株価も千円も下げました。十月にはこのような崩落が起こるのです。思い起こせば2008年、リーマンブラザーズ証券が廃業を発表したのが9月16日、その後、いわゆるリーマンショックは、10月26日まで暴落をつづけました。つまり、今回の米株の高値が、10月1日でしたから、10月10日の崩落が、10月26日までが続く可能性があるということです。

株は五日に売りなさい、二十日に買いなさいという格言があります。まさにその通りで、本日は10月11日ですが、10月26日ごろまでが、しばらく下落傾向が続くと考えてよいでしょう。

しかしながら、米国株は強いです。中間選挙後織り込み始めれば、大きく反転して上昇し始めるでしょう。

十月の二十日以降、株価は再び上昇基調に乗るはずです。

目先では大きく株価が急落していますが、これは季節性の影響を受けたものであり、もともと予測されていたものでした。

年末に向けて大きく株価が上昇する局面にあることは変わりありませんと考えております。

米国株の過去のトレンドをよく見ましょう。どんな下落があっても、ひたすら上昇を続けているのです。

中国への経済封鎖、トランプ政権の大きな政策の目玉ですが、米国株の上昇が前提となっています。中国株につられて米国株が下落し続けるということはないでしょう。

今回の株価暴落は、中国が元凶であるとともに、米国の金利が3.2%を大きく超えてきたことも原因と考えられます。金利の方は、米国連邦準備銀行において、調節可能ですので、株価の下落が続くようであれば再び株高に向くように金融政策を打ってくるはずです。

つまり、私は長期で見て、少なくとも年間スパンで見て、来年に向けて、米国株が上昇基調にあると考えており、このままロングを続ける予定です。

株というのは実にギャンブルですが、私は大局観に基づき、このまま米国株のロングを続けるつもりです。

狼狽することなく、大局観に基づいて、吉報を待ちたいと思います。中間選挙後の上昇相場を待ちたいと思います。

では読者の皆様、成功をお祈りします。

豊島政一より。