さて、GW中いかがお過ごしでしょうか。本日時点での相場見通しをアップデートしましたので、参考にしてください。
当面続く米国のハイテク株バブル
下記は、フェイスブックとアマゾンの株価チャートです。対前年四半期売上高成長率と利益伸び率を同時プロットしています。直近の3月期決算発表では、伸び率が加速し、EPSも過去最高を記録しています。グーグルやマイクロソフトも同様です。
バブルの崩壊は、伸び率が鈍化してこないと起こりません。少なくとも当面はビッグ5を中心としたハイテク株バブルが継続しそうです。
ただ、今回の決算はトランプ減税という一時的要因とも囁かれており、この好調な決算が継続できるかどうかは要注意です。市場の期待に応えられなかった場合は、その時点でバブルが終わります。
日本株は頭打ち
米国株の決算が好調な一方、日本株は天井シグナルが出ています。標準偏差ボラティリティモデルやでトムデマークインディケーター、MACDといったテクニカル指標でも天井が裏付けられています。
トランプシンドロームという円高に苦しめられ、日本株については、すでにピークを打ったと判断できます。
ドル安・ポンド安の継続
2011年から始まった為替の8年サイクルのピークを2015年に付けて以降、依然として中間反騰をこなして為替は下落局面にあります。
特に、2016年からの中間反騰が2018年1月に終わった可能性があります。今後、2019年3月に向けてより一層のドル安・ポンド安、円高が継続していきそうです。
4/27の英国GDP統計発表により公表された数値が予想外の低成長率でポンドが売られました。下記は、英国GDP伸び率の推移です。ジュグラーサイクル下降局面の第二弾がやってきた可能性があります。
下記は、ドルインデックスとドル円の月足チャートですが、ドルインデックスでは標準偏差ボラティリティモデルによる売りシグナルが発生しています。
また、サイクルの動向から2019年3月に向けてドル円は下落ステージに突入しています。
ビットコイン価格の調整は長引く見通し
最後に、ビットコイン価格は当面の高値をまた付けたようです。年後半のドル安局面は、2014年後半にドル高がビットコイン安を加速させたことを思えば、今後のビットコイン価格の下値を支える要因となります。そして、堅調な米国ハイテク株の決算も支援材料です。
しかしながら、相場には相場そのものが持つ自然のリズムがあり、バブルの掟があります。一度ここまで大きなバブルを形成してしまった以上、再び上値を抜いていくには、かなりの期間が必要です。
私は年内のビットコイン価格は、持ち合いが継続すると踏んでいます。
次に示すビットコインチャートの月足では、標準偏差ボラティリティモデルによるトレンド形成が終了しており、長期にわたる持ち合い局面に移行したことをうかがわせます。
次に示すビットコイン日足では、4月末に合わせて、ちょうどピークを付けたことが分かります。
今後の戦略
仮想通貨バブルが崩壊したことを受けて、日本円をロングする戦略を継続していきます。
仮想通貨の短期リバ取りは、撤退ができないと大きな損失を抱えるので要注意です。
ポンド円のショートで、現在のドル安とバブル崩壊の予兆に合わせたポジション形成となります。
当面続く米国のハイテク株バブル
下記は、フェイスブックとアマゾンの株価チャートです。対前年四半期売上高成長率と利益伸び率を同時プロットしています。直近の3月期決算発表では、伸び率が加速し、EPSも過去最高を記録しています。グーグルやマイクロソフトも同様です。
バブルの崩壊は、伸び率が鈍化してこないと起こりません。少なくとも当面はビッグ5を中心としたハイテク株バブルが継続しそうです。
ただ、今回の決算はトランプ減税という一時的要因とも囁かれており、この好調な決算が継続できるかどうかは要注意です。市場の期待に応えられなかった場合は、その時点でバブルが終わります。
日本株は頭打ち
米国株の決算が好調な一方、日本株は天井シグナルが出ています。標準偏差ボラティリティモデルやでトムデマークインディケーター、MACDといったテクニカル指標でも天井が裏付けられています。
トランプシンドロームという円高に苦しめられ、日本株については、すでにピークを打ったと判断できます。
ドル安・ポンド安の継続
2011年から始まった為替の8年サイクルのピークを2015年に付けて以降、依然として中間反騰をこなして為替は下落局面にあります。
特に、2016年からの中間反騰が2018年1月に終わった可能性があります。今後、2019年3月に向けてより一層のドル安・ポンド安、円高が継続していきそうです。
4/27の英国GDP統計発表により公表された数値が予想外の低成長率でポンドが売られました。下記は、英国GDP伸び率の推移です。ジュグラーサイクル下降局面の第二弾がやってきた可能性があります。
下記は、ドルインデックスとドル円の月足チャートですが、ドルインデックスでは標準偏差ボラティリティモデルによる売りシグナルが発生しています。
また、サイクルの動向から2019年3月に向けてドル円は下落ステージに突入しています。
ビットコイン価格の調整は長引く見通し
最後に、ビットコイン価格は当面の高値をまた付けたようです。年後半のドル安局面は、2014年後半にドル高がビットコイン安を加速させたことを思えば、今後のビットコイン価格の下値を支える要因となります。そして、堅調な米国ハイテク株の決算も支援材料です。
しかしながら、相場には相場そのものが持つ自然のリズムがあり、バブルの掟があります。一度ここまで大きなバブルを形成してしまった以上、再び上値を抜いていくには、かなりの期間が必要です。
私は年内のビットコイン価格は、持ち合いが継続すると踏んでいます。
次に示すビットコインチャートの月足では、標準偏差ボラティリティモデルによるトレンド形成が終了しており、長期にわたる持ち合い局面に移行したことをうかがわせます。
次に示すビットコイン日足では、4月末に合わせて、ちょうどピークを付けたことが分かります。
今後の戦略
仮想通貨バブルが崩壊したことを受けて、日本円をロングする戦略を継続していきます。
仮想通貨の短期リバ取りは、撤退ができないと大きな損失を抱えるので要注意です。
ポンド円のショートで、現在のドル安とバブル崩壊の予兆に合わせたポジション形成となります。
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。