さあさあ、私ははっきり言って沈んでいます。あと半年、ブロックチェーンの波に気づくのが早ければ、と後悔しても遅いです。

半年前の2016年秋にカナダのBTLグループがVISAとのパイロットプロジェクトを始動させました。

このBTL株はペニー株でしたが、今や時価総額100億円規模の企業にまでなっています。

そしてBTLグループの株価ですが、インサイダーの利益確定売りが相次いでいるため、高値から2割ほど下落しています。

ただ、IRをみると、すごい企業だとわかります。

VISAとの提携

公表されているIR資料を引用します。BTLは、VISAとヨーロッパの6つの銀行との間でブロックチェーン送金システムINTERBITのパイロットプロジェクトを昨年9月から実施しました。

ゴールドマンサックスによると、銀行間国際送金は、900兆円の規模であり、送金事業の売上高は年間4000億円にのぼると推計されています。

インタービットにより、時間、コスト、信用リスクが減らせるとのことです。

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エネルギー企業との提携

BTLは、上流から下流まで広範に分かれているエネルギー企業の取引にブロックチェーンをテストしています。すでにオーストリアのウィーンエナジーほか2社と提携しており、今四半期には米国内でパイロットプロジェクトを始動させる見込みです。

エネルギー取引の市場規模は年間1,100億円に上ると推計されます。

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競合他社との比較

BTLのINTERBITは、既存のブロックチェーンの中でも、最も高機能かつ高速度です。採用が進んでほしいところです。

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今後のロードマップ

今後、インタービットのベータ版が第3四半期に完成して、年内には、2018年にむけた最初の商業ライセンスの契約が開始される見込みです。

既に4月時点で、VISAの役員がBTLに可能性を感じて転籍したというニュースが流れています。

ターゲットとなる市場の規模5,100億円のうち10%を取り、さらにROE10%として、PER20倍を想定すると、時価総額は、1,020億円となり、今の時価総額から10倍程度は軽く狙えるかと思います。

もちろん、増資による希薄化もありますが、それを乗り越えて、株主価値が上昇するものと思われます。


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株価が多少下落しても、新しいテクノロジーと未来の可能性に賭けるしかないと思いますね。それでこそ投資家です。

19世紀に株式で儲けた投資家は、鉄道に投資していました。20世紀であれば、インターネットでした。

新しいテクノロジーに投資しなければ、未来は切り開かれません。なお、このBTLグループの株はIB証券で購入できます。


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