みなさん元気でしょうか! ここでは、将来必ずやってくる大地震で、金価格、為替相場及び株価がどうなってしまうのか検証します。
今回使用するデータですが、戦前の株価指数はポーランドの「stooq.com」から、日経平均にリンクされた形式で入手しました。また、為替相場については、日本銀行(http://www.imes.boj.or.jp/hstat/data/ferdd/index.html)から入手しました。金価格は、「measuringworth.com」から入手しました。
関東大震災後の、各種指数の推移をマネックス証券のトレードステーションで、プロットしました。1920年の戦後恐慌で株価が暴落していたところに、関東大震災が発生し、再び、震災恐慌が起こり、株価は下落します。そして、為替相場もカントリーリスクからドル買いが進み、大きく円安になっています。
一方、ニューヨークダウ平均指数も、関東大震災直後は、下落トレンドです。しかしながら、日米ともに、震災からの復興期間に入ると株価は底打ちし、上昇トレンドに復帰しています。
この関東大震災のおよそ5年後にアメリカ初の世界恐慌が起こりました。恐慌からの脱出策として、まず日本が円の金兌換を停止し、金本位制から離脱したため、大幅な円安が起こりました。
次に、アメリカも恐慌への対処策として、ドルの金兌換を停止し、ニューヨーク金価格が大きく跳ね上がりました。
関東大震災を引き金として、恐慌が発生し、日米両政府ともに大きな財政出動による過剰債務を抱えるとともに、金本位制からの離脱を迫られ、金価格は大きく暴騰していくことになります。
金価格については、1980年のピークからの長期的下落トレンドであるにもかかわらず、発災から1年以上にわたり上昇しつづけています。
東日本大震災の発生についても、発災直後に株価が大きく下落しています。復興需要により、その後株価は持ち直しますが、結局は下落トレンドになっています。しかし、その後は、約1年半後に底打ちしました。金価格も大きく上昇しています。
ここまで、地震が与える影響について、ご覧いただき、どうでしたでしょうか。大地震の発災直後は株価は大きく下落しますが、1年スパンで見ると影響はまちまちです。1年後ともなると、地震の影響というよりも、景気サイクルの流れに沿った動きとなるようです。
しかしながら、地震により、政府は債務をパンパンに膨らませ、最終的には、金の暴騰へとつながっていったことは、歴史の証するところです。
これから2020年に向けて、東京に大地震がやってくる確率がぐんぐん高まっていくことは、前回の記事でもう検証していますが、まさに金を買うのは今しかない
なお、本記事では、マネックス証券のトレードステーションでグラフを作成しています。最先端ツールのトレードステーションを提供しているマネックス証券に口座開設しましょう!
関東大震災が与えた影響について
まず、有名な関東大震災が株価等に与えた影響を考えてみます。今回使用するデータですが、戦前の株価指数はポーランドの「stooq.com」から、日経平均にリンクされた形式で入手しました。また、為替相場については、日本銀行(http://www.imes.boj.or.jp/hstat/data/ferdd/index.html)から入手しました。金価格は、「measuringworth.com」から入手しました。
関東大震災後の、各種指数の推移をマネックス証券のトレードステーションで、プロットしました。1920年の戦後恐慌で株価が暴落していたところに、関東大震災が発生し、再び、震災恐慌が起こり、株価は下落します。そして、為替相場もカントリーリスクからドル買いが進み、大きく円安になっています。
一方、ニューヨークダウ平均指数も、関東大震災直後は、下落トレンドです。しかしながら、日米ともに、震災からの復興期間に入ると株価は底打ちし、上昇トレンドに復帰しています。
この関東大震災のおよそ5年後にアメリカ初の世界恐慌が起こりました。恐慌からの脱出策として、まず日本が円の金兌換を停止し、金本位制から離脱したため、大幅な円安が起こりました。
次に、アメリカも恐慌への対処策として、ドルの金兌換を停止し、ニューヨーク金価格が大きく跳ね上がりました。
関東大震災を引き金として、恐慌が発生し、日米両政府ともに大きな財政出動による過剰債務を抱えるとともに、金本位制からの離脱を迫られ、金価格は大きく暴騰していくことになります。
阪神大震災が与えた影響について
次に、阪神大震災が株価に与えた影響について検証します。下記のグラフをみると、発災直後は大きく株価が下落しています。金価格については、1980年のピークからの長期的下落トレンドであるにもかかわらず、発災から1年以上にわたり上昇しつづけています。
東日本大震災が与えた影響について
東日本大震災の発生についても、発災直後に株価が大きく下落しています。復興需要により、その後株価は持ち直しますが、結局は下落トレンドになっています。しかし、その後は、約1年半後に底打ちしました。金価格も大きく上昇しています。
最後に
ここまで、地震が与える影響について、ご覧いただき、どうでしたでしょうか。大地震の発災直後は株価は大きく下落しますが、1年スパンで見ると影響はまちまちです。1年後ともなると、地震の影響というよりも、景気サイクルの流れに沿った動きとなるようです。しかしながら、地震により、政府は債務をパンパンに膨らませ、最終的には、金の暴騰へとつながっていったことは、歴史の証するところです。
これから2020年に向けて、東京に大地震がやってくる確率がぐんぐん高まっていくことは、前回の記事でもう検証していますが、まさに金を買うのは今しかない
なお、本記事では、マネックス証券のトレードステーションでグラフを作成しています。最先端ツールのトレードステーションを提供しているマネックス証券に口座開設しましょう!
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