私は景気ウォッチャー投資法による分析というものを行っています。これは、野田 聖二先生が発明された投資方法であり、景気ウォッチャー指数が現状一致指数で1.5ポイント以上変動し、先行き指数に現状一致指数と大きな異同がなければ、売り買いのシグナルとなるものです。

 私は景気ウォッチャー指数にも注目していますが、とうとう景気ウォッチャー指数も下落に転じたようです。
下図の上段は日経平均週足チャート、下段は景気ウォッチャー指数の推移です。まず、下段の景気ウォッチャー指数ですが、白線が現状一致指数、赤線が先行指数です。景況感をレベルで見ると、2013年5月頃がピークであり、ゆっくりと下落に傾向にあることがわかります。

 上段の日経平均週足チャートはMACDグラディアントで色付けをしています。また、景気ウォッチャー投資法による買いシグナルをシアン色、売りシグナルを黄色でポイント化しています。
 景気ウォッチャー投資法の売買基準は、野田先生の著作にあるとおり、現状一致指数が1.5ポイントの変化をしたときに、先行指数が逆の変化をしていないことです。たとえば、2015年6月の結果は、現状一致指数が2.3ポイントの悪化であり、先行指数は1ポイントの悪化ですが、この場合は、先行指数が改善していない限り、売りシグナルとなります。
 
 現在の状況は、景気回復の初動から保ちあいを抜けて大きく上昇した後の最終局面であると考えられます。ちょうど、2006年のライブドアショックが起こった時と同じ局面です。もうほとんど、日経平均に上昇余地はありません。
 消費増税後に持ち直した景気ですが、とうとう2015年7月に景気ウォッチャー投資法で売りシグナルが出てしまいました。日経平均は、これから暴落へと向かう保ちあい局面に入ります。保ちあいのうちに売り逃げましょう。


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2010-12-08