私が今後とる最も確実な戦略を図解しました。時間がないため説明は後日にします。基本的に私は現在資産がない状況ですので、今後は年末に残余金を投資に充てます。つまり、今後は年単位での投資になります。結局今までは、変動性の高い株価の底値を狙うというリスクの高い手法により、1年で4倍程度の上昇を目指していましたが、結局その手法が仇となり大きく失敗することとなりました。また、リスクの高い取引であるため、分析に費やす時間が毎週膨大な量になり、本業に専念するという本来の目的を失いました。ノーベル賞経済学者が幹部を務めていたLTCMの破たんから、最近のAIJの破たんまで結局高収益を目指す手法は破たんの道を歩みます。運良く、成功したとしても同じ方法を続けていけば必ず全てを失います。
 私がシステムトレードコンテストで3位に入賞して20万円をいただいたひまわり証券も、証券業務の廃業に至りました。ですから、今後私は一切の日本株取引、金融派生商品取引を行ないません。 
 基本的に今後は最多購買力世代の増加というマクロ的基礎を持つ市場の金融株に年単位で投資を行ないますので、分析にかかる時間を軽減できるとともに、本業に専念することが可能となります。投資とは、リスクの高い取引により大金を得ることではありません。年金の運用環境の悪化から、より高い収益を目指すため危険なヘッジファンドや金融商品に手を出す傾向がありますが、そのようなこと厳に慎むべきです。
  どのような状況に置かれようと、公正、公平、正義、努力、勇気、博愛、謙虚、誠実というような言葉で表現できるものを最も大切な価値観として尊重し、それに基づき行動し、人間として正しいことを追求すること。仕事を完成させるのではなく、仕事をする人を完成させること。これが真の投資といえると考えます。 
 掲示した図表について理解力のある方であれば、私か既に掲示した計画がいかに確実なものであるかということをおわかりいただけるでしょう。 
 
・日比の比較 
 2014年まで日本株優位。2015年からフィリピン株優位。
 なお、日本の銀行株は1987年5月にピークを付け、人口増加率のピーク4.25%と一致している。80年1月から82年1月までなだらかに上がり(人口増加率は0.6%から1.5%へ)、84年に人口増加率が2.2%になり、その後87年5月までの騰落率は野村証券がトップである。指数はその後、増加率が2.8%になりピークを付けた。フィリピンの増加率は2012年1.86%から2018年2.9%まで漸増するから、2018年5月を売りのタイミングしたい。

・越比の比較 
 2021年までフィリピン株優位。2021年から2026年までベトナム株優位。
  ベトナムは2018年に0.4%で増加率がボトムになり、 2021年に2.57%になり、増加率のピークは2023年の3.58%、2025年に2.69%、2026年に2.22%で指数がピークを付ける予定。

 上記から導かれる結論
日本株はフィリピン株に対して2014年末まで優位にあるが、日本経済の状況と今後の見通しを踏まえて永久に投資を行わない。

新規投資の方針
2011 比
2012 比
2013 比
2014 比
2015 比 
2016 金
2017 金
2018 越 (比からスイッチング)
2019 越
2020 越
2021 越
2022 越ETF 
2023 越ETF (越からスイッチング)
2024 金
2025 金
2026 金
2027 金

保有資産の方針
2011 比
2012 比
2013 比
2014 比
2015 比
2016 比 金 
2017 比 金 
2018 比 越 金    
2019 越 金  
2020 越 金  
2021 越 金  
2022 越 越ETF 金  
2023 越 越ETF 金
2024 越ETF  金
2025 越ETF  金
2026 金

2035 金
2036 現金


今後の分析方針
・比越とインドの比較
・インドの分析
・米国の人口サイクルが比越の株価に与えた影響
・米国の分析
・中国の分析
・ブラジル、アルゼンチンの分析
・マレーシアの分析
・最適な新規投資とスイッチング、売却年の分析
・金価格とコンドラチェアサイクルの関係
・株価のジュグラーサイクルと人口サイクルの関係
  


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