豊島政一の投資ブログ

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更新情報

 米国ではバイオセクターが軟調です。しかし、日本では小野薬品から2014年に発売開始となったオプジーボというブロックバスターが出る一方、そーせいもメガバイオ企業との提携が順調に進んでいることから、ちょっとしたバイオブームが起きています。 発売から1年で年間100
『免疫療法は次のブロックバスターを生み出す。』の画像

 2018年からの戦略を練っているところですが、バイオは当たり外れが大きく、銘柄の選別が難しいところです。死の谷を超える銘柄を選別するのはとても大変です。 そこで、2011年に大きく伸びた銘柄を見直すと、レストランでは、ドミノピザ、チポトレメキシカングリル、マク
『実は衣料・レストランも伸びる。』の画像

割安株の判定方法  株価の割安性を測る指標は景気局面で次のように変わります。正確には、もっと指標があるのですが、基本は、次のとおりです。 底:PSR  赤字でPERが出ないし、増資による希薄化や赤字による純資産減少で PBRも役に立たないので、売上高に対する株価の水
『バイオ株の概観』の画像

グレートローテーションとは グレートローテーションとは、あるセクターからあるセクターへ数年スパンで移り変わっていく現象を言います。 1990年代の米国はボーナス人口に支えられて、金融、IT、一般消費財が第1のバブル相場を主導しましたが、2000年のITバブル崩壊以降
『グレートローテーションを踏まえた今後の見通し』の画像

 金山株銀山株のリサーチはすでに終えました。次は、金山株銀山株の次に備える必要があります。そこで、2011年に成長するか、今後も成長しそうなバイオ銘柄を確認します。MDVN +300%メディベーション社は、バイオ医薬品会社です。深刻な疾患を治療するための治療法の開発と
『金銀の次へ』の画像

 私はまだ相場で勝っていませんが、相場で勝つために本当に必要なことを考えてみたいと思います。その前に今までの経験を記載します。相場開始から先物自動売買まで 2007年当時、自分の稼いだ金でない資金をいきなりもらって、簡単に儲かるという楽観的思考の元に私は相場

4月1日の週の反省間違った部分 ドル安の巻き戻しが継続して、ダウが戻り高値を付けるとしていましたが、イエレン議長発言を受けて逆にドル安が進行しました。当たった部分 日経平均は反落して、ドル安が加速したにも関わらず、コモディティは調整しました。 なお、月ベ
『2016年4月8日の週の見通し』の画像

 ドルの16年サイクルがピークアウトして、CRB指数の16年サイクルが底打ちしたことはすでにお伝えしているところです。そして、16年前の2000年当時を振り返ると、株価が下落したにもかかわらずコモディティ銘柄は堅調でした。 そこで、マネックス証券で買える鉱山株を分析し
『マネックス証券で購入できる米国株の鉱山関連銘柄』の画像

先週の見通しの反省 先週は全敗でした。基本的に予想は、前週の傾向を引き継ぐものとして予測しますが、これがアナリスト予測がまったく当たらない理由です。先週は、3月月初から出ていた傾向が巻き戻される展開となりました。来週の見通し 来週については、ダウ平均が戻
『2016年4月1日の週の見通し』の画像

 皆さんお元気でしょうか。私が、日本株取引から完全撤退して米国株に専念した2015年5月当時は、まだ金が下落トレンドであり、バイオ全盛時代でした。 そのようなバイオ全盛時代の中で注目していたバイオ株がVeri Cel です。マネックス証券に取扱いを要請したものの却下さ
『遅ばせながらバイオ注目株VCELの紹介』の画像

3月の見通しの反省 先月28日に出した見通しの反省をします。ダウが21日までに、17500まで戻るという予測が的中しました。また、日経平均も17750円という目標には到達しなかったものの、17000円まで戻しました。 リスクオンにより1125ドルまで下がると予測した金は、まだ先
『3月の見通しの反省』の画像

先週の反省  先週の予測は日経平均と銀の予測を外した以外に大きな外れはありませんでした。FOMCでの利上げ観測後退による大局ドル安の流れに従っていれば良い局面でした。 外れた予測  先週は金融支援による株価の上昇を予測していました。結果はどうなったかというと、
『2016年3月25日の週の見通し』の画像

支出の波とダウ平均の推移 現在の状況は、1970年代後半に似ています。当時は、米国のボーナス人口の減少が実体経済を悪化させて、株安とドル安が同時に起こって、商品価格を押し上げました。また、世界全体で見てもボーナス人口の減少が起こっています。 現在の株価指数の
『支出の波とグレートローテーションで読み解く2年後』の画像

 1970年のドルの金兌換停止以来、商品価格はドルの価値と尻尾の関係となりました。ドル安トレンドであれば、ダウ平均が下落局面にあっても、コモディティ関連銘柄は上昇しています。  過去の流れをみると、預金封鎖や資産課税の恐れのない現物の金銀地金はもとより、関連
『恐慌でもドル安であればコモディティ価格は上昇する。』の画像

 まだ世間は弱気ですが、私は完全に石油が底打ちしたことを確認しました。世間が弱気のうちにするすると上がっていくさまが目に映ります。すべての商品が一気に暴騰していく相場がとうとう始まりました。下記に、ドルとの対比で各商品及び商品関連銘柄の長期月次チャートを
『コモディティの大暴騰相場が始まった。』の画像

先週の反省当たった予想ドル安が発生する。金鉱株は、利食い売りをこなしながら激しい値動きになる。 外れた予想日経平均の売り崩しと重なって、金価格は暴騰。SQ週であり、日経平均の売り仕掛けで、日経続落。 先週の反省ですが、ドル安が継続したものの、水曜日に日経平均
『2016年3月18日の週の見通し』の画像

先週の反省 先週の見通しは、ドル高が継続して金銀が下落する調整局面に入ると予測していましたが、見事に外れました。長期でドル安トレンドに転換しており、ドル安圧力が異常に強かったため、予測を外す結果となりました。 一方、銅、原油については、ドル安を背景に続伸
『2016年3月11日の週の見通し』の画像

 相場では、30年生き残らないとだめです。たとえ2億円儲けても、またすべて一文無しになってまっては意味がありません。このため、超長期で相場のサイクルを判断することが必要となるのです。 現在は、コンドラチェフの冬ですが、前回のコンドラチェフの冬である70年前
『ドル崩壊。金銀上昇へ。』の画像

ドル高の終焉 今週は、巻き戻しを想定したにもかかわらず、ドルは反落し、コモディティ高に触れました。すでにドル高局面は終了したことが月足からうかがえます。これから起こることは過去と同様です。私たちは昔から同じことを繰り返しているにすぎません。 どんなにテク
『ドルインデックスが天井を付けて金価格が上昇する。(2016.3.5)』の画像

 レイダリオは、今の局面は1937年にそっくりであると昨年指摘しました。彼の見立てとおり、ダウゴールドレシオからみても、現在は、1937年や1976年の状況とそっくりです。1937年の動き 世界恐慌が1929年に始まった当時は、各国が通貨切り下げ競争を行い、通貨の信任が毀損
『ダウ・ゴールドレシオの推移』の画像

 ようやく金の上昇トレンドが一息つきそうです。では、今後どうなるのでしょうか。金、銀、株価、為替の見通し 最近、トレーディングビューという便利なサイトで作図をするようになりました。重いので、表示されない場合は、ブラウザをリロードしてください。下記は、来週
『金、銀、銅、株価、為替の来週の見通し』の画像

 2月15日に45日ルールで四半期保有報告書が提出されましたので、早速、確認します。前回の記事は「ドラッケンミラー氏の2015年第3四半期の動向」です。ドラッケンミラー マーケットへのエクスポージャーが13%減少し、保有数を変更しなかったGLDの比率が約30%へと高まり
『米国著名投資家の2015年第4四半期報告書』の画像

 ドルには8年サイクルがあり、もともと2016年にピークが来ることが予見されていました。サイクルに詳しいラリーウイリアムズは3万円もする予測本でこのサイクルに基づく予測をしているわけです。本稿では、このサイクルを概観します。1976年をピークとするサイク
『ドルの8年サイクルと金価格の推移』の画像

さっそくですが、年明けからの値動きが完全に想定外だったので、サブシナリオの出番になりそうです。当初のメインシナリオは、株価暴落に金価格も引きずられていくというものでした。 しかし、金価格のみの長期推移を確認しますと、もうすでに十分に底値圏であり、ETFが買い
『ゴールド・シルバーレシオからみる金価格の見通し』の画像

経常収支による予測 経常収支の黒字は約2年以内に本国に還流して通貨高の原因となります。過去の経常収支と日経平均・為替の関係を見ると、約16ヵ月遅れで経常収支の動向を反映しているようです。 つまり、下図をご覧いただければわかりますが、2月でいったん円高株安傾
『経常収支による株価予測とコモディティの行方』の画像

EPSの下落 とうとう2月5日のEPSの昨夏からの下落率が10%を超えました。不気味なEPSの下落です。下図は、2004年からの日経平均株価指数、同指数EPS×15倍、同指数EPSの直近200日高値からの下落率の推移を表したものです。 2015年12月からのEPSの下落は、2007年10月からのEPS
『日経平均株価暴落。致命的な下落が来る。』の画像

 量的金融緩和を十分にやらないでマイナス金利を導入したユーロ諸国と日本は違うという意見がありますが、基本的にマイナス金利によっても株式相場クラッシュの流れは変えられないと考えています。為替が安くなっても、EPSが低下し始めれば株価は低下します。各国のマイナス
『ユーロ圏の経験からマイナス金利導入後の動きを検証』の画像

 日経平均株価の加重平均PERについては、日経平均プロフィル(http://indexes.nikkei.co.jp/nkave)にて、2004年からの公式データが取得できます。このデータから日経平均株価の推移との関係を考察します。日経平均株価とEPSについて  日経平均株価の加重平均EPSについては
『日経平均株価PER、EPSについて』の画像

 本稿ではダウ平均株価と金価格の関係性を再考します。2008年の値動き 下記日足チャートの黄色-灰色のラインは金価格、赤色-シアンのラインはダウ平均です。ダウ平均のピークを0%として比較しています。 2007年10月7日頃ダウ平均はピークを付けた後、2008年3月18日に
『株価の急落に金価格は引きずられてきました。』の画像

 現時点での見通しは、これまで何度も繰り返してきた見解と相違ありません。結局、過去の値動きをそのまま繰り返しているだけです。 相場で勝ちたいのであれば、とにかく過去の値動きを観察して、現在の値動きも良く観察することです。例えば、下記の図の値動きには致命的
『日経平均株価と金価格の見通し(2016年1月25日)』の画像

1月の売買結果 相場の売買が下手な私は、年始からベアETFを買ったと思いきや、ハイテク銘柄に乗り移ったと思いきや、やはり金鉱株のほうが上がると思い、金鉱株に戻り、結局何もしなかったほうが良いという結果になってしまいました。 秋口の暴落で金鉱株は下がるかもしれ
『米国金鉱株の見通しについて』の画像

 株価の急落が止まりませんが、これからやってくる本震は、年後半の可能性だけでなく、年前半に来てしまう可能性も考えたほうがよさそうです。 下記のグラフは、バフェット指数とダウ平均株価の四半期推移です。バフェット指数とは、株式時価総額のGDPに対する割合です。バ
『バフェット指数及びISM製造業景気指数の推移』の画像

 2016年年明けは下落から始まりましたが、新興国株式ベアETF・EDZの過去の推移をもとにして、短期的な転換点を探ります。 なお、株式評論家の杉村富生氏は1月6日現在から2週間程度ベアトレンドが継続し、1月15日、第3週の金曜日が転機としています。一方、松藤民輔氏
『2016年1月の株価下落がいつまで続くか推計』の画像

 サクソバンクのスティーブンヤコブセンCEOによると、利上げはコモディティ価格を押し上げるということですが、これはあくまで過去の平均であるため、当てはまらない場合もあります。  そこで各個別の利上げ後に金価格が上昇したか確認しました。22ケース中7ケースで利
『利上げが金価格に与える影響』の画像

 現物株に投資する上で必要な事は、人の意見をうのみにして投資することではありません。最も重要なのは、企業の出すIRであり、その次に必要なのがIRに対するマーケットの反応を見極めることです。 マザーズにフライトシステムという赤字企業があります。かつて、OAKキャピ
『赤字企業の決算に潜む罠』の画像

早速、今後の抱負として私が目指す株価象として10年で株価が400倍になったデルコンピューターをあげます。 2ちゃんねる掲示板の草創期に切込隊長というハンドルネームで有名となった某氏は、まだ米国株取引が日本に普及していない当時、私財の800万円をデルコンピュー
『デルコンピューターの株価について-私が目指すもの』の画像

 皆さんお元気でしょうか。激動の2015年が経過しました。今年一年の反省をしたいと思います。私が本格的に投資を始めたのがリーマンショック直前であり、8年経過しましたが、なかなかこの世界で生き残っていくのは難しいものです。今年一年の取引の経過 今年は、1月頃ま
『2015年のトレードの反省点』の画像

 皆さんお元気でしょうか。本日、私は日経225先物オプション取引の売り持ちを解消しました。私が、先物を含むいわゆる投資(投機?)を始めたのが2007年ですので、かれこれ8年経ちますが、指数の取引では利益が出すことができていない状況です。先物オプション取引が現物株投

 皆さんお元気でしょうか。様々なアナリストから2016年のシナリオが出てきていますが、彼らの意見を参考にして来年の株価推移シナリオを作成しました。各アナリストの動向 私がざっとみたアナリスト見通しは次のとおりです。今井雅人氏。選挙対策として3月~4月に日銀が追
『2016年日経平均株価推移シナリオについて』の画像

 皆さんお元気でしょうか。相場をやっていると必ずフィードバックをしなくてはいけなくて目を離せないのですが、本日の日経平均が下げたことにより、掉尾の一振の不発が確定したのでお知らせします。 なぜかといいますと、下記のグラフをご覧いただければわかるとおり、年
『掉尾の一振不発が確定』の画像

 皆さんお元気でしょうか。相場というものはなかなか難しいものです。12月3日の短期的な天井を確認してから私は先物オプション取引で売りで入っていたものの、FOMC利上げから日銀発表に至る大きな上昇により、手痛い損失を被り、レバレッジの高い取引の怖さを改めて思い知ら
『日経平均株価は年末株高へ掉尾の一振』の画像

1949-19591949195019551960-196919651970-197919751980-198919851990-199919952000-200920052010-20152015金(ゴールド)はこれから2倍になる [単行本]林 則行宝島社2015-02-13 2015年製造 アメリカンイーグル銀貨1オンス(41mmクリアーケース付き)アメリカ造幣局 コアラ銀貨
『上場来の日経平均株価の日足チャート集』の画像

 皆さん元気でしょうか。今年は疲れる一週間でした。しかしながら、ちゃくちゃくと分析を進めました。特に、私はメジャーSQ月の動向について調べました。メジャーSQとは、3・6・9・12月の先物の清算が行われる月です。第2週の金曜日の寄り付きで清算をすることから、第
『日経平均先物・オプション取引は、メジャーSQ通過後も油断禁物』の画像

 さて、先週のダウ平均は、プラスで引けました。月曜日の日経平均株価はどう動くでしょうか。1986年以降のデータを用いて検証しました。前日にダウ平均がプラス引けだった場合 下記のグラフは、前日にダウ平均株価の終値が前日比プラスとなった場合の日経平均株価の日中の
『日経平均株価先物デイトレード戦略-12月7日は売り有利』の画像

 とうとう始まったようですね。いつかは必ず暴落は来ます。 12月2日のイエレン議長演説により米国の利上げが濃厚となりました。そして、とうとう12月3日のECBの緩和策が市場予想通りとなったことで暴落が始まりました。マーケットは期待を裏切らない限り、常に失望し
『株価暴落・金暴騰をチャンスに変えろ!』の画像

 皆さんお元気でしょうか。第三四半期決算が出そろったので、米国鉱山銘柄について、三次元プロットによる分析を行いました。 下図の縦軸が利益成長率、横軸が売上成長率、バブルが90日騰落率です。利益成長率が大きいほど、上昇する傾向にあります。 金価格が下落する中
『金鉱株でも利益成長率が大きいほど上昇する。』の画像

 アメリカ合衆国造幣局は、12月11日から2015年製アメリカンイーグル銀貨の生産を停止し、来年1月11日から2016年製銀貨の受注を開始すると発表しました。 米国造幣局が販売を制限したとしても、2015年製アメリカンイーグル銀貨は、年間売上高の記録を更新する見込みです。 
『金貨、銀貨への需要が過去最高に達する。』の画像

 CORCEPT(NASDAQ:CORT)という2型糖尿病の新薬を開発した製薬企業があります。 下記に、同銘柄の月足チャート、対前年四半期売上成長率(白抜きの数値)、対前年四半期利益成長率(黄色の数値)、売上高、EPS、対前年四半期原材料増加率、負債資本比率(Debt equity ratio)、株
『金鉱株上昇へ!米国株式で勝つ!疑いから確信に変わりました。』の画像

底打ちしたように見えて底を割っていく金価格。泥沼に入り込んだような下げ方であり、金を皆様にお勧めしてきた身としては、非常に心苦しいところです。しかしながら、何度も考えた結果、やはり金価格は底打ちが近いという結論になりました。 過去記事にも掲載していますが
『金価格はいつ底打ちするのか?』の画像

 金価格がいったん底打ちした8月6日以降の金価格及び金鉱株の推移を下記のグラフに掲載します。MUX、ABXが金価格をアウトパフォームしています。 MUXについては、単純に決算が良かったから買われています。一方、ABXは、流動性の高い大手金鉱株ということで機関投資家の
『8月6日以降の金価格及び金鉱株推移』の画像

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